実家の整理や遺品の片付けで出てきた骨董品、どこに相談すればいいか迷っていませんか?
陶器や掛軸、刀剣や茶道具など、「これは価値があるのかも?」と思っても、
専門的な知識がないと判断が難しく、そのまま眠らせてしまっている方も多いのではないでしょうか。
骨董品の買取は、ほかのジャンルとは異なり「見た目」や「状態」だけで評価が決まるわけではありません。
その品がどんな背景を持ち、どの時代のもので、どんな作家や窯元の手によるものかといった“目利きの力”が問われるジャンルです。
実際、「価値がないと思っていた壺が数十万円で売れた」「古い刀の登録証があったおかげで高額買取になった」など、
正しい査定を受けることで思わぬ結果になるケースも多く見られます。
また、最近ではコレクター市場の拡大や海外需要の高まりにより、
茶道具や武具、美術工芸品など幅広いジャンルの骨董品が国内外で注目されており、2025年現在も高値で取引される傾向にあります。
その一方で、知識のない買取業者に依頼してしまい、本来の価値を見逃されたまま安く手放してしまうケースも少なくありません。
そういった“後悔のある売却”を防ぐためにも、骨董品を売るときは「その価値が本当にわかるお店」を選ぶことがとても重要です。
本記事では、「骨董品 売るならどこ?」「古美術 高価買取」「骨董品 買取 おすすめ」などの検索ニーズに応え、
安心して相談できるおすすめの買取業者や、ジャンル別の価値傾向、査定前に知っておきたいポイントを詳しくご紹介します。
初めて骨董品を売却する方でも、この記事を読めば、
「どこに頼めばいいか」「どう進めればいいか」がきっと見えてくるはずです。
骨董品買取おすすめ業者
モノ・ループ

モノ・ループは、愛知・岐阜・三重・北陸エリアに店舗を展開し、地域密着型のサービスを提供しています。
店頭買取では、その場で現金化が可能で、査定料や手数料は一切かかりません。
出張買取も対応しており、査定員は独自の教育制度「鑑定マイスター」の資格を持つプロフェッショナルです。
骨董品に強い鑑定士が所属しており、納得のいく取引が期待できます。
地域に根ざした信頼と実績で、多くのリピーターから支持を受けています。
実際の口コミ
ものをお店で買い取っていただくということは初めてです。
大切なお品物を査定していただきました。大事に使ってきた分使用感はあったり、もう使わないものが多いなかですが、全てに思い入れがあります。
お話しをひとつひとつの品物に対してしっかり聞いていただいて、大変お時間をいただき、他店にて相場の比較もたくさんした上で、最終的に一番ご対応がよかったので、こちらでお願いをいたしました。
納得のいく価格でお買取していただけました。親切で話しやすく、とても信頼のできる鑑定士だなと思ったので評価をさせていただきました。(出典:Googleマップ)
バイセル

バイセルは出張買取に特化したサービスで、全国で多数の利用者がいます。電話一本で手配でき、忙しい方や大量の商品を一括で処分したい方に人気。店頭よりも気軽に利用しやすい点が評価されています。
実際の口コミ
自宅まで来てくれて助かりました。対応もとても丁寧で、安心してお願いできました。
(出典:Googleマップ)
おたからや

おたからやは駅近の店舗が多く、飛び込みでも利用しやすいのが魅力。ブランド品や金・プラチナなどの高価買取に力を入れており、店舗スタッフも買取に慣れていて安心です。街中で見かけたことのある方も多いのでは?
実際の口コミ
ブランドバッグを持ち込みましたが、納得のいく価格で買い取ってもらえました。
(出典:Googleマップ)
買取王国

買取王国はカジュアルアイテムやフィギュア、古着などのジャンルに強く、若年層からの支持も高め。買取対応も柔軟で、不要品の整理感覚で利用できるのが特徴です。
実際の口コミ
フィギュアやブランド古着をまとめて売りました。査定もスムーズで気持ちよく利用できました。
(出典:Googleマップ)
コメ兵

コメ兵は名古屋を代表するリユース企業。買取はもちろん再販も得意とするため、トレンドや市場価値に即した査定が魅力。とくにブランド品やジュエリーの買取では評価が高く、店舗の雰囲気も高級感があります。
実際の口コミ
安心してお願いできるお店です。査定額も他と比べて納得できるものでした。
(出典:Googleマップ)
骨董品を高く売るために知っておきたいコツ
専門の査定士・鑑定士が在籍している業者を選ぶ
骨董品は真贋や作家、時代背景などの知識が必要不可欠。
適当なリサイクルショップでは価値を見逃されるリスクもあるため、
「古美術・骨董専門」をうたっている業者を選ぶのが安心です。
壊れ・汚れがあってもそのまま査定に出す
「欠けている」「箱がボロボロ」などの状態でも価値があるケースは多く、
むしろ素人が修復してしまうと価値が下がることも。
汚れ・ほこりもそのままでOKなので、できるだけ手を加えずに見てもらいましょう。
共箱・証明書・伝来の分かるメモなどがあれば一緒に出す
「○○先生から譲り受けた」「茶会で使われていた」など、背景がわかる書きものや写真は貴重な手がかり。
木箱のフタや落款、保証書なども含めてまとめて査定に出しましょう。
複数まとめて見てもらうと、ジャンル横断でしっかり査定される
蔵や実家整理で出てきたものは、一つずつよりもまとめて査定してもらうのがベスト。
価値の高いものが埋もれずに評価されやすく、買取額が伸びやすくなります。
骨董品買取の人気アイテムを紹介
骨董品といっても、その種類は非常に多岐にわたります。
ここでは初心者でもわかりやすいように、特に需要の高い代表ジャンルと注目アイテムを紹介します。
売却を検討している品がある場合、「何に当てはまるのか」確認するところから始めてみましょう。
ジャンル | 具体例 | 評価ポイント |
陶磁器 | 壺、皿、湯呑、茶碗、花瓶など | 作家(人間国宝など)、産地(備前・伊万里・九谷) |
掛軸・書画 | 山水画、仏画、人物画、書、短冊など | 作者、落款・印章、保存状態 |
刀剣・武具 | 日本刀、脇差、鍔、甲冑、兜など | 登録証の有無、刀工、鑑定書、錆びの状態 |
茶道具 | 茶碗、風炉、棗、水指、茶釜など | 千家十職、銘品、共箱・書付の有無 |
西洋アンティーク | マイセン・バカラのグラス、洋家具、銀器 | ブランド・年代・輸入履歴・真贋証明 |
その他 | 仏像、香炉、軍装品、明治工芸、硯・墨など | 素材(象牙・銅・漆など)、製法、稀少性 |
骨董品はジャンルによって評価基準がまったく異なります。
自分では価値がわからなくても、専門業者に見てもらうことで高額査定につながる可能性もあります。
思いがけず眠っていたお宝に気づくきっかけにもなるので、まずはジャンルを整理するところから始めてみてください。
どっちの方法で売る?店頭買取と出張買取のスタイルを比較
店頭買取|すぐに現金化したい方におすすめ
- メリット
- デメリット
- その場で査定&現金化できるため、スピーディーに取引完了
- 対面なので不明点もその場で確認できて安心
店舗に出向く必要があり、混雑時は待ち時間が発生することも
店頭買取は、もっとも一般的かつスピーディーな売却方法です。
その場でプロの査定士と直接話せるため、価格交渉がしやすく、納得したうえで売却できる点が魅力です。
即現金化ができるため、「今すぐ売りたい」「対面で丁寧に説明してほしい」という方にぴったり。
ただし、近隣に店舗がない場合や営業時間に制約がある場合は不便なので、事前に店舗の場所や混雑状況を確認しておくと安心です。
出張買取|手間なく自宅で売却したい方におすすめ
- メリット
- デメリット
- 自宅で査定〜現金化まで完結、複数の品もまとめて査定してもらえる
- 店頭に行く必要がなく、高齢者や多忙な方にも最適
- 査定員と直接やり取りするため、プライバシーが気になる人には不向き
出張買取は、業者が自宅まで来てその場で査定・取引を行ってくれる便利な方法です。
荷物をまとめて移動する必要がなく、高額な品を持ち運ぶ不安もなありません。
ジュエリーやアクセサリーが複数ある場合にも向いています。
一方で、業者が家の中まで入ることに抵抗を感じる方や、プライバシー保護を重視する方には向かない場合もあります。
信頼できる業者を事前に見極めることが、安心して利用するコツです。
まとめ|骨董品を売るなら、“価値をわかる相手”に託すことが大切
骨董品の売却は、他の買取ジャンル以上に「誰に見てもらうか」が結果を大きく左右します。
見た目が古いだけでは値段がつかない一方で、由来や技法、作者が明らかになることで数十万円の価値がつくことも珍しくありません。
特に、茶道具や陶磁器、刀剣などは専門性が高く、正しい査定には豊富な知識と経験が必要です。
「価値があるか分からない」「古いものだからダメかも」と思っていたものが、実は高く評価されることもあります。
大切に保管してきた品を、納得できる形で手放すためにも、
まずは骨董品に詳しい信頼できる業者に相談するところから始めてみてください。